首相 小林氏処遇で朝令暮改 処分検討→自身で判断(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は23日、議員辞職や離党を否定した民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)の処遇について、いったんは党代表として処分を検討する考えを示した。しかし、小沢一郎幹事長がその後の記者会見で、「国会議員は国民に選ばれており(進退は)自分自身で考えるべきだ」と強調すると、方針を一転、同日夜には「最終的な(進退の)判断を彼女(小林氏)自身に求めていくことになると思う」と述べた。

 首相は同日朝、首相公邸前で記者団に対し、小林氏の進退に関し、「これで終わったと思っていない。何らかの対処をする必要がある」と強調した。

 これに対し、小沢氏は「首相がどういう意味でおっしゃったか知りませんが…」とした上で、党として小林氏の進退に関与しない考えを表明。実際、同日の党役員会や常任幹事会でも、小林氏の問題が取り上げられることはなかった。

 首相は同日夜、首相官邸で記者団に対し、小林氏の件で小沢氏と電話で協議したと説明。その上で「小沢氏との(話の)中で、『これは北海道のことだ』ということなので、北海道連代表の三井弁雄(わきお)国対委員長代理と相談することになった。三井氏は『自分にしばらく任せてくれ』と(言った)」と述べ、その方針を容認する考えを示した。

 首相は、産経新聞のインタビューで小沢氏の党運営を批判した生方(うぶかた)幸夫副幹事長についても19日、「党の外でさまざまな声を上げるとなると、党内の規律が守れない」と指摘し、解任を決めた党執行部の方針を支持していた。

 しかし小沢氏は23日、生方氏の続投を決定。首相は「副幹事長の人事はすべて幹事長が行う。(生方氏が続投することで)党の中でしっかり議論するということになるので、むしろ良かった」と述べた。

核密約資料、後任に引き継ぎ=衆院外務委の参考人質疑で東郷氏(時事通信)
雑記帳 海藻「アカモク」の新商品 中部空港で販売(毎日新聞)
<参院選>香川選挙区に岡内氏 民主と社民が共同推薦(毎日新聞)
<鳩山首相>生方氏更迭やむなし「議論は党の中で」(毎日新聞)
かんぽの宿、「4回以上転売」や「不透明な選定」も 会計検査院指摘(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。